下校班に付き添ってみた

小学一年生というものは、最初のうちは給食なしなので昼前に帰ってくる。

自分の時はどうだったか覚えていない…。

30年も前だからね。

ちょうど家にいることだし、下の子の慣らし保育帰りに立ち寄れるしと思い、下校班に付き添ってみることにした。

今まで保育園通いだった上の子は、病気や用事もないのにこんな早く帰ってきたことなどない。

なんだか落ち着かないなーと思っていたら他所のお母さん方も同じだったようで。

元幼稚園つながりらしく話の弾む皆様方を背に、下の子を抱っこ紐で抱えた私はぼっちを決め込んでいた。

ここで初対面のお母さん方に話しかける勇気は持てなかったのだ。

コミュ障なんだよ…こう見えて。

人当たり良く振る舞えるけど学習の結果だからね(´;Д;`)

 

そんなこんなで用務員さんに校庭へ招かれ、下校班ごとに整列する一年生を見守るわけだ。

ちっちゃいな。

まだ一年生始まったばかりだもんね。

ついこの間まで園児だったもんね。

元気に挨拶をして歩いてくる中に、近所の息子さんが。

ニッコニコで手を振ってくれて可愛いわねフフフ(*´-`)

うちの子は(*゚∀゚*)って顔になって目を逸らした。

まぁ、君はそうだよね。

恥ずかしがりだからね、知ってた!

 

先生が付いてくれるのは校門まで。

用務員さんが付いてくれるのは大きな交差点まで。

そこから先は一年生だけで帰る。

うちはたまたま同じマンションの子がいるけれど、割と早くに1人になる子だっている。

学童へ行く子や鍵っ子もいれば、お母さんが家で待っている子もいる。

うちの子だって数ヶ月後には毎日学童行きだ。

 

おしゃべりしながら危なっかしく歩く一年生。

頼むから無事故で無事に帰ってきてちょうだい。 

…明日も付き添っておこう。

過保護かも知れないけど、せっかくうちにいるんだし。