「三人」槇原敬之

今週のお題「わたしの春うた」

 

初めて聴いたのは小学生の頃。

「どんなときも。」が流行って、母が買ってきた「君は僕の宝物」というアルバムに収録されていた。

 

小さなカバンひとつで上京した人が先輩カップルのお世話になって、やがて独り立ちするけれどかつての家は売りに出されて胸が苦しい。

初めての東京にさよなら、これからも頑張るよ。

 

そんな歌だ。

当時ど田舎住まいで東京はひどく遠いところで。

その生活を想像することはできなかったけれど、主人公?の心細さや先輩カップルの温かさ、寂しいけれど頑張る!という気持ちはなんとなく分かった。

転勤族の子供で何度も引越しをしていたからかな。

 

時が経ち、私も地方から上京してそのまま東京で暮らしている。

若い頃は「遠く遠く」を聴いて涙したものだけれど、最近ここを地元として根付こうと思えるようになった。

 

「三人」のように、夫と私で子供たちを温かく育てて送り出したいな。

…般若顔でキリキリしてちゃダメだよねぇ_:(´ཀ`」 ∠):